健康に良い野菜>クエン酸・りんご酸を含む梅！疲労回復・夏ばて予防する方法

梅干、梅酒などに利用される、梅は５〜７月の梅雨の前後が、旬です。
青梅は生で食べると、中毒を起こすといわれ、注意が必要です。
梅干しや梅酒などに利用するのが一般的ですが、
梅シロップ、梅ゼリー、梅酢のドリンクなどもおいしいですね。

梅の栄養成分は、ビタミンＢ群、Ｃ、Ｅ、カリウム、カロテンなどが含まれています。
ビタミンＢ群は、疲労回復に効能があり、ビタミンＥは血流をよくします。
熟すと酸味成分の、クエン酸成分が出てきます。

クエン酸は、カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける作用があり、
カルシウム食品と一緒に摂取することによって、吸収がよくなり、
骨粗しょう症、骨、歯の健康に役立ちます。

また、疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復効果があります。
他に消化液の分泌を良くし、胃腸の働きを助け、食欲を増進させます。

よく口にしたり、耳にしたりする言葉に「塩梅」があります。
この「塩梅」とは、梅干の塩加減が丁度良いことを言います。

具合が悪いときなど、梅干しがゆを食べますが、梅干しがゆは、消化を助け、
梅に含まれる酸味は、栄養価も高く食欲を増進させます。
梅干は、塩分が多いので、食べすぎには注意が必要ですが、
栄養バランスのとれた梅干を毎日食べて、健康を保ちましょう。