健康に良い野菜>シソのポリフェノール成分で、アレルギー・喘息を予防する方法

シソには、青シソ、赤シソがあります。
青シソは、大葉と呼ばれ、葉や花を刺身のツマや天ぷらなどに使います。
刺身のツマとして使われるのは、青シソの持つ殺菌力と防腐効果とその香りです。
殺菌作用は、細かく刻めばより効果が高まり、青シソは食中毒の予防効果もあります。

赤シソは、梅干などの色づけに使われ、葉を乾燥させたものは、
香辛料、ふりかけなどにも使われます。

実は、お茶づけや漬物などにも利用されます。
熟した実は「蘇子」といい、咳、喘息、便秘などに効果があります。

シソのおもな成分は、カロテンを多く含み、野菜の中でも豊富に含まれた食材です。
またカルシウム、鉄分などのミネラルやビタミンＡ、Ｂ１、Ｂ２、Ｃ、
Ｅも豊富に含んでおり、栄養価の高い食材です。

青シソより、赤シソの葉に多く含まれるロズマリン酸は、ポリフェノールの一種で、
アレルギー疾患を軽減する効果があります。
また、食欲増進、貧血予防、精神を安定されるなどの効果があります。
夏の暑いときに、シソを食べて食欲を増進させ、夏ばてを予防しましょう。